民謡レッスン初心者さんの上達にウキウキ❤️

数ヶ月前からレッスンを始めた生徒さんのSさんは、現在4曲目のレッスンに入ったところ。

最初の曲こそゆったりとしたテンポの唱歌に近い曲だったけれど、のびやかな声を出したいとご希望なので2曲目はもう尺八で唄う長ものに挑戦!


短めで覚えやすいのに旋律に哀愁がある「秋田草刈り唄」を頑張っている。

この曲は私も大好き。

草刈りは昔の人々の生活には無くてはならない作業だったそう。

農耕馬や牛達への餌となる草刈りは時に山の中で行うこともあり、背丈の高い草木が生茂る危険を伴う中では、歌声で自分の存在を知ってもらうという大切な意味があるそうです。


節や小節はまだ入れられないようだけれど、1回目のレッスンには聴けなかったしっかりした歌声が聴けて、しかも少しずつ味わいが出てきていて、なんだかちょっと胸がじ〜ん❤️


他のチームで歌を長くやってきたSさん。

ちょっと残念なのは、先生に腹式呼吸を全く教えてもらってこなかったこと。

しっかりした声を出すためには腹式呼吸は基本の基本。


声が薄っぺらいと言われていたのだとか。。

それは先生がなんとかしてくれないとね。。。


昨日のレッスンでは息を切らしながらも頑張るSさん、腹式呼吸が身につき始まっているのではないかな。楽しみです^^*



きたにゆり🌹民謡ゆり音の会

民謡はとても厳しい環境と慎ましい暮らし、そしてお互いが助け合う心をもった様々な地域で生まれました。 人々はその生き方を唄に残しました。深い山あいで生まれた唄。海で命がけの作業をして生まれた唄。田畑の豊作を祈る唄。人を愛する唄。民謡は古の人々の人生そのものです。 現代人がどこかへ置き忘れてしまった大切な何かを、民謡の中から読み解き自分自身の生きるヒントにして参ります。  木谷有里

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